令和2年(2020)第一種電気工事士技能試験|予想外の施工条件でやられたかも?

令和2年(2020)第一種電気工事士技能試験|予想外の施工条件でやられたかも?

令和2年度(2020年)の第一種電気工事士技能試験も終わり、出題問題によってはラッキーな県もあれば施工条件でやられた県もあったかもしれません。

問題用紙と条件をしっかり読んでいけば間違わないような問題でも、昨年度を参考にした「参考書」通りに作っていった方は思わぬところで引っかかったかもしれません。

また、電流測定や電圧測定の問題にはいくつかのパターンがあるので、どれでも対応できるように準備していた人と昨年通りに練習していた人が別条件で出たために対応できなかった場合もあるかもしれません。

公表問題NO4の同時点滅の問題

この問題に関してはほとんどの方が条件のパターンとして「異時点滅」が来た場合を想定して練習していたかもしれません。

なので、同時点滅か異時点滅に気を取られていた感があります。もしかしたら同時点滅が昨年出た問題で今年も同時点滅でパイロットランプに関する条件は変更ありませんでした。

問題用紙を見て、同時点滅を確認したので「参考書」どおりに作っていったかもしれません。が今年の公表された問題と出題された問題を見ると何気に違うところがありました。

まずは公表された単線図はこのようなものでした(試験センター抜粋)

参考書も上記のように完成写真を記載しています。

が・・実際に出題された問題用紙は

(試験センター抜粋)

というわけで、今回のNO4に関しては器具の入れ替えが行われていました。図面通りに作成していけば何の問題もないわけですが、参考書や練習時に行った通りにレセプタクルを左に、引っ掛けシーリングを右につけてしまっていたら不合格となってしまいます。

たまにあるこうした器具の入れ替えは気が付きにくい落とし穴かもしれません。




電流測定の条件が昨年とは違ったNO7の変流器の問題

変流器の問題はどの相の電流を図るかによって複線図が変わってきます。昨年度はR相の電流を図るというのが出題されました。

予想としていたのは、今年もR相測定の条件か変わってもT相の電流測定ぐらいかなと。そう思っていた方もおられるのかもしれません。ところが予想外にもS相の電流を図るという条件でした。今年の解答の図は次の通りです。(試験センター抜粋)

この変流器の問題が出た県はどれくらいの合格率が出るのか楽しみです。これで今年2021(令和3年)の予想はT相測定という条件になりそうです。と思わせますがそう簡単には予想させてくれないかもしれません。しかしながらS相測定をしっかり把握しておけばどのパターンが来ても大丈夫でしょう。

電圧測定の相がやはり変更になったNO10

予想されたようにNO10の問題は電圧を測定する相が変わりました。昨年度はT相とR相を図るという条件でした。今年は次のようになりました

(試験センター抜粋)

解答例を見ると電圧計はR相とS相間に入れるという条件でした。NO7の条件が予想外だったのでもしかしたらNO10は今年はS相とT相になるかもしれません。そうなった場合複線図がやはり変更になるので別想定が出ている参考書を購入して対応できるようにしておきたいものです。

おすすめの参考書は2020年対応 第一種電気工事士技能試験候補問題できた!

この参考書はほとんどの別想定を親切に紹介しています。2020年度のものですが2021年度は問題そのものから変わるかもしれませんが、2021年度版は2021年の出題を参考に作成されるものと思います。
いずれにしても、2021年度の問題が公表されてから出版されるので、その時点で購入をお勧めします。

第一種電気工事士技能試験は施工条件が変わることをいつも頭に入れておく

もしかしたらこの記事を書いている本人も今年の出題で見落としている問題があるかもしれません。参考書を基本に作成していくわけですが、本試験では別想定つまり施工条件が変わるということを念頭に置いて準備を進めていかなければ対応できないことがあります。

仕事をしている人なら10問を一通り作成できる時間プラス別想定も作成してみる時間を余裕をもって取り分けるために本試験より2か月前には取り掛かっておきたいものです。

筆記試験の発表を待ってから技能試験の準備を行うのは結構しんどいものがあります。せめて筆記試験当日か翌日に筆記の自己採点を行い、60点以上なら迷わず技能の準備に取り掛かりましょう。




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