第一種電気工事士技能|公表問題NO2の器具配置の入れ替えによる複線図の変更に注意!

第一種電気工事士技能|公表問題NO2の器具配置の入れ替えによる複線図の変更に注意!

 

第一種電気工事士の技能試験では公表されたにもかかわらず、本番では器具の配置が入れ替わることがあり、複線図も参考書のとおりではなくなることも頭の中に入れておかなければならない。

第一種電気工事士技能|公表されたとおりに出題されるとは限らない・・・

2016年度の出題番号NO5も実際に公表されていた図面とは違い、開閉器と動力コンセントが入れ替わって出題されました。

複線図丸覚えの場合、かなり焦った人もいることでしょう。


2017年度公表問題NO2の器具が入れ替わった場合の複線図はどうなる?

まずは公表されているNO2の単線図は

このNO2の複線図

さて本番でNO2の単線図が下記のように変更になったと予想します。

このように自動点滅器イとレセプタクルイが入れ替わったなら当然複線図も変わってきます。この複線図も理解しながら書けるように努めたいと思います。

では、上記のように器具の配置が入れ替わった場合の複線図はどうなるかと言うと

この問題の複線図を書くためのポイントは展開図を元に書くことです。出題される展開図は変わりません。その展開図は

2017年度第一種NO2展開図

この展開図に注目するとレセプタクルに白線が接続された状態で、今度はレセプタクルから出てくる線は(切り替え用)3路スイッチの0端子に接続されています。

上記の複線図もジョイントボックス経由ではありますが、レセプタクルから出てきた線は3路(切り替え用)の0端子に接続されていることが分かる。

器具配置を想定して作成も一度は経験しておく

公表問題NO2は作業時間としては他の問題に比べ比較的早く完成させることができます。それだけに、試験センターがこの問題を出題した時に、器具配置を変えて出すこともあり得ます。

上記の器具配置におけるNO2は平成20年に出題されていますが、それ以来出題されていませんので、今年はどこかの地区で出題される可能性があるかも・・・。

複線図の練習時にこの問題の複線図をマスターしておきましょう。
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