目次
2024年度 第一種技能 複線図 NO4
公表されたNO4の単線図
2024年度実際に出題されたNo4の複線図 器具の位置が変更
試験センター抜粋
2021年度の実際の出題問題
公表された単線図からは予想がつかなかった形で出題された問題の一つで、接地線の接続方法が問題図に示されるようになった。したがって複線図も下記のようになります。今後この問題に関しては接地線の接続方法により複線図も変わる傾向が考えられます。
第一種電気工事士 公表問題 NO4の複線図
上記の問題図に関する複線図(パイロットランプは同時点滅)
上記の接地線の接続方法が異なる場合の複線図
施工条件:同時点滅
施工条件でパイロットランプを同時点滅とした場合の複線図である。
上の複線図は単相負荷100V回路の取り出しはu-oに接続してあります。施工条件で単相負荷100Vの接続をv-oの場合は条件に従う。施工条件に何も記されていないならどちらから取り出しても構いません。
コンセントが接地極付コンセントであるため、コンセントへの結線は、接地側(白線)はパイロットランプから渡りで接続し、非接地側(黒線)はスイッチから渡り線で接続します。
接地極付コンセントのアース線の処理に関して
ジョイントボックス(アウトレットボックス)と電気的に接続するという条件がある場合は上の複線図のように書きます。
施工条件:異時点滅
施工条件でパイロットランプを異時点滅とした場合の複線図である。異時点滅とするにはスイッチとパイロットランプに並列に渡り線を入れることです。
接地極的コンセントのアース線の処理を施工条件あるいは問題の図面に従って施工する場合、図面的にアース線が取り付け後に先端は施工省略となっているなら上の複線図のように書きます。
変圧器二次側からの単相負荷(100V)に関しては上記と同じ
下の動画は上の複線図を元に昨年度(平成28年度)出題された形式で作業をしています。ただし、VVF4心ではなくPF管を想定したIV線でスイッチ部分を作成しています。
作業開始から完成までをノーカットでUPしてあります。
ECQ第一種対策DVDは全10問を作成開始から完成までを収録してあります。(ノーカットではなく、作業の繰り返しの部分などは省略しています。作業全体の流れは犠牲にしていません)