第一種技能問題|早く仕上げるため施工の順番を考えてみた|No1

第一種電気工事士技能試験では施工時間が60分制限となっている。

特に、No1は施工部分が多いので他の問題に比べて時間切れになることも考えられる。

ECQ講習会でもこの1番で、最初の施工はかなり時間がかかり、60分を超えてしまった人が多い。

それで、施工順番を考えてみました。時短の助けになればと思います。



電線作業に入る前にする作業

電線作業に入る前にしておく作業はまずアウトレットボックスにゴムブッシングに切れ目を入れ、ボックスに取り付けておきます。

次に端子台のネジを緩めておきます。

端子ネジは電線作業毎に緩めることもできますが、先に緩めておくとスムーズに進めやすい。

続いて連用取付枠に施工条件に従って3路スイッチとコンセントを取付けておきます。

3路スイッチとコンセントを取付け枠につける

これより器具に電線を取付けるパーツ作成作業に入ります

この問題ではアース線が1.6ミリと5.5㎟の2本がありますが、1.6のアース線は器具に先に取り付けておきます

先に取り付けておくのは、作業が進んでいくと剥ぎ取り屑が多くなるので短いアース線などが埋もれてしまいどこかに行ってしまったり付け忘れたりすることがあるので早めに付けておきます。

高圧部分と二次側電源線を作成します

問題によっては高圧部分は後回しで作ったほうが良い場合もあるが、この問題は高圧部分のKIPも2本ですむので高圧部分と二次側の100Vと200Vの電源線から作成し、ボックスに入れておきます。

アウトレットボックスとジョイントボックス間の渡り用電線を作成

この問題で支給されている1.6-3C(3心)は750ミリです。この3心のうち器具付けをしなくてよい渡り用電線を先に作り、ボックスに入れておきます。

ジョイントボックス側の3路スイッチを作成します。

写真は作成後のものです。この3路スイッチには取付枠は付けません。この3路スイッチを作ってしまうと1.6-3Cを使用する箇所は完了です。

このあとは電線の種類として1.-2C(2心)しか残っていませんので順次消費していきます。

1.6-2Cで3路スイッチとコンセントの組み合わせ部分を作成します

3路とコンセントの組み合わせ部分を2心を2本使用して作成します。渡り線(黒)を忘れないようにしておきます。2本の2心はボックスに入れた後はコンセント側と3路スイッチ側の電線がどちらの電線か見分けがつくように曲げてお行くと後で助かります。

2P(両切りスイッチ)部分を作成します

2Pスイッチ部分には取付枠があれば作業しやすいが、施工条件では取付枠をつけないことになっています。2Pスイッチの差込穴は電線の色を揃える方向で差し込みます。

250V(200V)コンセント部分を作成します

この問題では1100ミリの2心が2本支給されますが、2心が順次消費されていく中で200Vコンセント部分が250ミリの寸法になっていますので残りの電線の長さをみて作成します。

最後にレセプタクルを残りの2心で作成します。

これでこの問題のパーツは最後になります。2心の消費としてレセプタクルを最初に作ることもできますが、今回は最後に作っています。

パーツがすべて作成出来たら、接続作業になります。接続は差込コネクタ側から行い、その後アウトレットボックスの圧着で完了です。

施工順番に関しては問題によって変えることも有効

今回紹介したNo1の施工順番は高圧部分から作成し、次いで低圧部分を作成するという順番を取りました。

順番に関しては問題別によって変えることができます。低圧部分のほうが早く作れると思われる問題番号では順番を低圧部分から作るという方法もあります。

ECQで作成しているDVDはなるべく早く施工できるようにこうした順番を考えて施工しています。ECQ第一種DVDもよろしく

今後、No2以降も掲載していけれたらと考えています。