第一種電気工事士技能|ムキチョッパ一つでKIP・CVV・VVRの剥ぎ取りをしてみた

昨年の第一種の講習会でムキチョッパを持参された方の経験からECQ講習会だけでなくサイトで紹介したあと、タジマ ムキチョッパ がかなり公表となり、ECQ講習会でもこの工具を購入持参される方が多くなりました。

昨年の第一種の講習会ではムキチョッパは主にKIP線の剥ぎ取りに使用していました。

KIPの剥ぎ取りでは2本ほどの剥ぎ取りにはナイフと比べてそれほど時間の差はありませんでしたが、6か所、7か所の剥ぎ取りがある問題では、電工ナイフの剥ぎ取りよりも時短をすることが分かりました。

ムキチョッパでの剥ぎ取りと、電工ナイフでの剥ぎ取りで比べると力の消費も違いが出ることが分かりました。



電工ナイフでのKIP線の剥ぎ取りを7か所ほど行うと結構力も消費します。

今回は、ムキチョッパでKIP・CVV・VVRの外装を剥ぎ取りがしてみましたので動画をご覧ください。

ムキチョッパでのKIP剥ぎ取り

KIPの剥ぎ取りを、昨年実際使っているところを紹介しましたが、結構早すぎてムキチョッパの威力は伝わったものの、どのようにしているのかをあまり伝えることができませんでした。

今回は、もう少しゆっくりめに使い方をご単いただけるようにズームアップも含めて紹介します。

KIPの場合、心線までのゴムの厚さがかなりあるため握りを深くしなければなりません。KIP線の場合はムキチョッパをほとんど最後まで、あるいは少しだけ残しても中の心線を傷つけることは少ない。

ムキチョッパを何も挟まない状態で最後まで握ってみるとグリップに近い方が隙間が多い。

ので心線が傷つくようであれば挟む場所をグリッブ側に近い方にずらして剥ぎ取り具合を確認できるでしょう。

ムキチョッパでCVV(制御用電線)を剥ぎ取る

第一種電気工事士の技能問題の中にはCVV(制御用電線)が出てくる問題が3問ほどある。

CVVは中がより線であるので外装はVVRに比べて柔らかく感じる。ナイフで剥ぎ取る時は持ち上げるより机に置いた状態で剥ぎ取る方が楽です。

ムキチョッパではどうだろうか。

ムキチョッパの場合は持ち上げた状態で剥ぎ取りができる。CVVの剥ぎ取り動画をご覧ください。

CVVの場合も上下で外装を挟むため、チョッパを半回転でもCVVの外周に切れ込みを入れることができます。

慣れるまでは挟む際の力加減を調整しなければなりませんが、刃の入れ具合は1㎜前後で調整してみてください。

深く入れすぎると中の被覆まで切れ込んでしまいます。


ムキチョッパでVVR外装を剥ぎ取ってみた

第一種ではどの部分でVVRの電線が使用されるかは分からない。昨年の場合は、NO6の2ミリ3心の電源部分にVVRが使用された。

参考書などでは、NO6の電源線にはVVFが使われた例となっていたが本番ではVVFではなくVVRになっていたのです。

第一種ではVVRでも2ミリ2心や3心、3.5スケのVVRが出る可能性もある。そうした場合にも対応できるようにムキチョッパでの剥ぎ取りも動画でご覧いただけるようにしました。

VVRの外装にムキチョッパの刃をやはり1ミリ程度切り込んだ状態で外周を1周させます。

電気工事士技能試験を時短と安全性をムキチョッパで

電工ナイフは慣れないと指を切るということが起きえます。

せっかくの技能試験で怪我をしてしまうと、時間内に完成させることができなかったり、出血がひどいと試験を中止させられることがあります。

電工ナイフが得意と言われる方はともかく、第2種にしても第1種にしても電気工事士試験で初めて電工ナイフなるものを使うことになる方は、このムキチョッパをぜひお試しください。

タジマ ムキチョッパは時間短縮(時短)と安全さと言う点でこれからは第一種電気工事士技能試験の必須工具となるのかも知れない。