技能試験対策は早めに|ABC欠陥はなくなった?





デルタ結線平成29年度から技能試験における欠陥の見直しが公開された。これにより第一種で昨年まで採用されていたA欠陥、B欠陥、C欠陥なるものがなくなると考えていいでしょう。

今までなら第二種ならアウトだったものも第一種ではB欠陥として扱われ、かろうじて合格したという方もいるでしょう。

ましてC欠陥ならもっと緩い合格判断基準となっていましたから不合格にならなくてほっとした人もいます。




平成28年度の合格率から何が分る??

平成28年に行われた技能試験では全国3か所で出題問題が変わっていましたが、合格率は関西の58.7パーセントから北陸の69.6パーセントと公表されましたが、受験数が地区によって変わるため一概には言えません。

しかしながら、全体でみれば合格率は61.7パーセントにとどまっています。

第2表 平成28年度第一種電気工事士技能試験地区別受験者・合格者数 ※試験センター

出題問題も結構戸惑わされるものがあったでしょう。技能対策本でもある程度の予想をして別想定の情報が載せられていましたが、どの技能対策本も掲載されていなかったものがありました。ブレーカーを使ったNO4などは、ほぼ実物のブレーカーで対策していたのが端子台に代わりしかも接地線を端子台に接続するものでした。

こうした出題の出題形式がある面、合格率を下げたのかもしれない。

平成28年度の合格率から何が分るでしょうか?

つまり、平成29年度はしっかり技能対策をしないと合格率は間違いなく下がるということです。

第一種受験者は第二種で取り組んだ作業にも復習しておかないといけない

第一種では高圧部分が第二種で取り組んだ部分に加えられてくる。高圧部分に関してはどちらかというと初めて作業することになるので慎重になりやすい。

ところが、第二種を取得してから何年も経っていたりすると基本的な作業、例えばレセプタクルや引掛けシーリングなどの取り付けを忘れてしまっているということがあります。

第二種で合格した時には引掛けシーリングの台座から絶縁被覆が出ていても軽欠陥として扱われ合格したのかもしれない。なので、欠陥基準が変わったということを確認もせず、そのまま作業してしまうなら不合格となってしまうでしょう。

こうした危険性を踏まえて、第一種受験者は第二種での単位作業を復習しておかれるよう勧めています。

欠陥事例を把握しておくことは技能試験合格への近道

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ECQ第一種技能講習を活用できます

ECQではいわゆる試験シーズンの技能講習のカレンダーを公開しておりますが、シーズン以外にも木曜日以外なら日程を相互に調整して技能講習を開催しております。

 

昨年も第一種を受験された人が、8月より毎月受講されていました。カレンダーには10月の筆記試験が行われた月から掲載していますが今年の欠陥事例や昨年の出題傾向からして、単に10門を一巡するだけでは様々な出題傾向に対応するのは大変なことです。

できるなら、早めの受講をして様々な出題形式に対応できるよう慣れておくことができるでしょう。

こうした取り組みは不合格となってまた1年先送りするよりも有効かと思われます。

ぜひシーズンオフからでも技能対策をしておきましょう。

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